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橋下徹 週刊朝日 実父 [時事ニュース]

<橋下徹 週刊朝日 実父>

軽率すぎた! 週刊朝日の河畠大四氏は、どういう思い出で
ノンフィクションライター佐野眞の原稿起用したのか? 語るべきである。

近い将来の総理大臣候補の一人でもある、橋下徹・大阪市長の身ぐるみをはがす行動で
これには相当な覚悟が必要であり、業界では記事としてタブーとされてきた
実父が被差別部落出身という出自を報道したのではなかったのか。

週刊朝日は「2回目もご期待ください。1回目、まだ読んでない方は是非!」とツイートしてるんだよね。
でもその舌も乾かないうちに「同和地区を特定するような言い方など、不適切な記述が複数ありました。
私どもは差別を是認したり、助長したりする意図は毛頭ありませんが、不適切な記述をしたことについて、
深刻に受け止めています」という『おわび』を出した。

橋下徹市長は「謝罪されればノーサイド」とツイートしたが、
実父の素性まで報道されてわびて済む話と済まない話があるだろう。

まあ仮にも、これまで人権を旗印に掲げてきたはずの朝日新聞系列の週刊朝日が、
実父を虐げるそんな軽率な覚悟でこの問題に踏み込んだのかと思うと愕然とする。

筆者は、橋下徹市長と週刊朝日が「部落」「差別」「人権」「政治権力の検証と監視」「表現の自由」、
そして家族と社会、国家における「血の論理」「契約の論理」を徹底的に議論すれば、
停滞する日本を覚醒できるのではないかと期待していた。
それだけに、週刊朝日のこの軽率さは驚くばかりだ。

橋下徹市長が「西成区を特区に」と言ってくれただけで改革の一歩だと思う。

5年ぶりにロンドンから帰阪した西成区は、疲弊しきっており
老人ケアの施設、ケア仲介・相談所、葬儀屋ばかりが目立っている。
大阪はひったくり日本一を返上したのだが、町全体は活力を失い、
ある小学校では一クラスの半分以上が生活保護家庭である。

橋下徹市長は「今の政治で一番重要なのは独裁だ。独裁といわれるぐらいの力だ」と述べたことが失敗で、
後々、「独裁者」と批判を浴びるきっかけとなった。

そして、今回の「血脈主義」「血の論理」という指摘である。

日本国憲法制定時の金森徳次郎・憲法担当国務大臣の著作「憲法うらおもて」を読んでいて、
「日本の一部の人のいう家族は親子を中心とする考えであるのに、
外来思想の家族は男女を中心としている」という下りに目を開かされた。

日本で政治指導者を選ぶとき、若さは「経験不足」「未熟」という弱点にみられることが多いのに対し、
英国で年齢がリーダー選びの主な基準になるようなことはない。

橋下市長の中傷を目的にしていたとしか思えない週刊朝日の軽薄な出自報道は、部落問題の解決を遅らせただけではなく、
「政治権力の検証と監視」というメディアの責務をぶち壊しにする自殺行為に過ぎなかった。


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